1979-03-29 第87回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第2号
○田中寿美子君 売防法ができました当時、そのできる以前から売春対策協議会というのが、連絡協議会ですか、各省間にあったわけです。それが相当によく強力に運営されていたと思うんですが、いまはそういうものがないんですね。審議会というのは、あれは単なる審議会なんですね。それで、非常に売防法というものが風化してしまったような状況にあります。
○田中寿美子君 売防法ができました当時、そのできる以前から売春対策協議会というのが、連絡協議会ですか、各省間にあったわけです。それが相当によく強力に運営されていたと思うんですが、いまはそういうものがないんですね。審議会というのは、あれは単なる審議会なんですね。それで、非常に売防法というものが風化してしまったような状況にあります。
その下にモーテルの看板がずらりと並んでおりまして、これは向こうの、沖繩の売春対策協議会のほうともお話ししたんでございますけれども、内地でやっておりますトルコぶろの地域規制ですね、そういうものをできるだけ早く実施するような方向で運動なすったらいかがですかということはお話しておきましたけれども、いま田中先生がおっしゃいましたように、非常に本土の十何年間のこの歴史を業者側から考えれば、また別の意味の参考にして
私は、あそこの売春対策協議会の委員の方々にもお会いしまして、非常に行政官庁がたよりにならぬ、民間の自分たちが動くよりほかは道がないような状況にいまある。それは両方がすくんでいるから、施政権がアメリカにあるあるということですくんでいるからだということだと思います。業者は、だから五月十五日までに早く金を取り立てようということでやっているわけです。
京都府の売春対策協議会の会長をやらせていただきまして、長い間売春問題に、それだけじゃございませんけれども、つき合ってきたわけでございますが.この間なくなった近大総長の世耕さんが、「春情」という本を出しまして、売春防止法は必ず失敗すると言ったようでございます。それ以来、元総長とあまり仲がよくなくなりまして、売春問題が学校の中にまで持ち込まれてはいけないと思ったのですが……。
なお、これは御承知のことと思いますが、政府としては、売春対策協議会は、売春法が施行せられましたけれども、引き続きただいま御指摘の問題等について大いに民間側のお知恵も拝借したいと思いまして、存続いたします。御指摘のような問題についても、特に小委員会を作りまして、それらの方々の御協力や御支持も仰いでおるのです。
ところが、第二国会の分にも、あるいは売春対策協議会の分にも、あるいは二十二国会で私ども婦人議員が提出しました法案にも、全部買った者も罰するようになっている。その点、一番買った人たちを罰するということが無理のないやり方ではないかと思うのです。婦人を罰するということに非常に御反対があって、今日の防止法になったのですけれども、婦人以上に、買う人が悪いのです。
法務省が非常に力を入れて、売春対策協議会というものをお作りになって、山崎佐さんが中心になって作られた売春対策協議会の答申がある。それにも、売春行為そのものと相手の男を罰するということがあります。
それから、その後、売春対策協議会、これは審議会の四年ほど前でございますが、その際におきましても、元来この成人の売春婦の事件は家庭裁判所でやるのが相当であるというような意見がその際に出たのでございますが、そのときに、裁判所といたしましては、成人の売春婦は地方裁判所で取り扱うべきである、その場合におきましても、地方裁判所で取り扱うについては、家庭裁判所の調査賞と同じように地方裁判所に調査官を置いて、この
○江里口最高裁判所説明員 売春婦の事件の処理につきまして調査官が必要であるということは、裁判所におきましては、売春対策協議会、四年ほど前でありますが、それ以来主張いたしておったところでございます。
○江里口最高裁判所説明員 ただいま非常なおしかりを受けたわけでございますが、最高裁判所といたしましては、先ほど申しました通り、四年も前から、売春対策協議会のときから、地方裁判所でやるという場合におきましては調査官を置いて十分調査をさせてやるようにするということで、調査官の必要性ということは意見を述べておったのでございます。
それで、あのときの御審議に、法の方が強くて、条例はこれが実施されればなくならなければならないという考え方を、たぶん法令で御説明いただいていたと思うのですけれど、この前の売春対策協議会の立案にお当りになった正木先生が、もし新しい法律、国法ができることによって条例の中の事項が後退するという場合には、法の欠除――何かラック・イン・ローという言葉をお使いになっておりましたけれど、ラック・イン・ロー、法の欠除
さしあたり近く売春対策協議会の幹事会を開いてもらいまして、この幹事会で世論喚起に関する一つの政策を立案していただきまして、大体今われわれの考えておりますことといたしましては、売春対策審議会の委員の方々にまず一つ陣頭に立って啓蒙運動をしていただく。
ところが山崎案と申します売春対策協議会ですか。あの案でも一年になっております。私たちは最大譲歩いたしまして一年以上は困るのでございまして、一年ということを強く主張したのです。ところが審議会ではいろいろ論議が白熱いたしまして、その結果、会長から妥協案が出されまして、それで三十三年の一月一日から施行するということになったはずなのです。
私は、前国会の議論の跡を見ましても、また以前の売春対策協議会の答申の趣旨にかんがみまして、あるいは売春の原因、実情等にかんがみてみましても、いかにして保護更生の施設を充実して売春防止に役立たしめるかということが最も重要な問題でなければならぬと考えておるのであります。そこで、社会党の法案におきましても、この点に特に重点を置いて、かなり詳細な規定を置いた次第なのであります。
○宮城タマヨ君 民間の九人というのでございますが、この売春対策協議会の協議員というものは実にりっぱな人が選ばれて、そうして熱心にこの問題について調査研究をして下すったのでございますが、その人をがらっとかえるのは……おそらく自民党、社会党といたしましても今までいろいろやりました人たちが出るのが、まあ私常識のような気がするのでございますが、ただ行政官庁も従前の関係した人でございますのに、民間だけどうして
○宮城タマヨ君 そうすると、国会議員が一番割合が多うございますが、多数出て審議に当るということで一応了承いたしますが、この民間人九人というのは、売春対策協議会のときの委員を入れようというお含みでございますか、これとは全然別個という意味でございますか。
○政府委員(田中榮一君) 前の売春対策協議会の委員の方は一人も入れない方針でございます。新しい見地からいろいろと御審議を願う上から申しまして、前の協議会の委員の方々は入っておりません。
いや、内閣に設けられました売春対策協議会、これは自由党内閣のときにできましたけれども、しかし鳩山内閣はこれを継承して、熱心に、その答申に従って法律を出す、こういうふうにおっしゃっておいでになったわけです。
○藤原道子君 実はいろいろな筋から入った情報によりますと、あのときに売春対策協議会が内閣の協議会とは知らなかった。初めは法務省の諮問機関だと思っていたので、内閣に審議会を設けるということを要望したのだ、困った、しまったというような声がちらほら聞えておるわけなんです。さらに、私はこれよりももっと総合的なりっぱなものをというと、どうなさるか。これでも約二年もかかっておる。
○宮城タマヨ君 これは内閣が変りましたからといって、前内閣だけが責任を持って、あとは知らないというようなことにはいかないのじゃないかと私は考えるのでございますが、その売春対策協議会が今度は売春対策審議会に変りますようなことも、前内閣がやったことなんだから、今度は新らたにして、この内閣でもってもっと完全なものをやって責任を果したいというようにとりますことも私はおかしい。
(拍手) 終りに、この法案の刑量は過酷だと考えておる人もあるようでありますが、前に申し述べたように、諸外国においても業者に対しては仮借なき厳罰を加えることが最良の道と認められているのでありまして、先年来法務省に設置されている売春対策協議会試案の刑量がより以上に重いことも、これを認めているからではないでありましょうか。
○福田(昌)委員 花村法務大臣の与党でいらせられる清瀬一郎氏に、婦人会の幹部の方がお目にかかりましたときの話を、私はまた聞きいたしたのでございますが、その話によりますと、対策協議会の結論らしき意向は全部承知しておる、大臣も閣僚もある人たちは承知しておる、その意向をよく承知いたした上からいたして、売春対策協議会の結論には自分たちとしては反対であるから、この協議会を作りかえたい、別のものを作るということだということを
○山本(粂)委員 法務大臣は売春対策協議会が設けられているから、その答申を待った上で適当な処置を講じたいと言っておられるが、審議会の答申は答申、本法案の第三条に規定してあるような単純売春を刑事罰の対象として処罰することがいいか悪いかということに対する法務大臣としての御所見を承わっておきたいと思います。
売春対策協議会の点でございますか、現内閣におかれては、売春対する対策は協議会の結論をまってきめたいという御発言でございましたが、この法案は六月の十日に出されておりますから、政府の売春対策というものは、この法案の取扱いにおきましても、また成立後の処置からいたしましても、早急に売春対策協議会の結論を急がせなければならないと思われるのでございます。
そういたしますと、これは率直に御説明願いたいのでありますが、やはりすべてあなたらの側からは売春対策協議会の成案がいつ出るかわからぬことが一つ、そして成案が出てからでないと態度はきめないということなのであるか。
そうして究明した事項等は、自分たちの取締り上のいろいろな参考にするのはもちろんでございますけれども、内閣には売春対策協議会がございますので、そういった方面に資料をどしどし提供いたしまして、関係各庁の共同の研究の資料にしておるのであります。
結局売春対策協議会の結論を待っているとおっしゃいましたが、その後協議会の開催を督促されたことがおありになるかどうか。それからいま一つ私が聞く範囲においては、鳩山内閣になってからは、この協議会が開かれていないと聞いております。
○宮城タマヨ君 売春対策協議会のことでございますが、この協議会を作っていただくまでには、ずいぶん当法務委員会におきましても、また婦人議員全部一致団結しまして、非常な熱意を持って願いまして、吉田内閣のときに昨年二月にでき上ったものでございまして、ことに私がこの委員会に非常な期待を持っておりますということは、法務省の方からの代表としてですか、選ばれていらっしゃる委員に、実は保護の方で有名な保護立法を願いますのには
○政府委員(井本台吉君) 御承知の通り売春対策協議会の委員は約半数が関係各省の事務次官でありまするし、幹事も多数が関係各省の係官でございます。
この終りにございますように、私どもも法案を整備いたしまして提出いたしますから、小委員会をお作りいただいて、法務省の売春対策協議会ともよく連絡をとって、この婦人に加えられている汚辱をぜひとも取り除いていただく一つの柱を立てていただきたいということを希望いたしまして私の質問を終ることにいたします。ありがとうございました。